winmail.dat を開く

メールに付いてきた winmail.dat(または ATT00001.dat)を保存し、下の枠にドラッグして「ファイルを開く」を押してください。本文と、中に入っていたファイルの一覧が表示され、1つずつでも ZIP でまとめてでもダウンロードできます。

winmail.dat を開く

添付ファイルの代わりに winmail.dat や ATT00001.dat が届いたら、ここにドロップするだけ。中の本物のファイルを取り出して本文も読めます。アップロードは一切なし。

ファイルをここにドロップするか、クリックして参照

winmail.dat、ATT00001.dat などの TNEF ファイル。複数まとめて選べます。

データはブラウザから外に出ることはありません。全ての処理はローカルで行われます。

作ったきっかけ

数か月に一度は、winmail.dat という謎のファイルが付いたメールが転送されてきて、「PDF はどこ?」と聞かれます。送った側は契約書や写真を添付したと言う。でも受け取った側には、どのアプリでも開けない変なファイルが1つあるだけ。Windows ではどのアプリで開くか聞かれ、Mac では何も起きず、スマホではダウンロードすらできないこともあります。

添付ファイルはほぼ確実にその中に入っています。ただ、Outlook にしか分からない形式で包まれているだけです。古い Windows 用ツールを入れたり、他人の私的なメールを知らない会社のサーバーに送ったりせずに中身を取り出したい。そう思って、ブラウザの中だけで動くツールを作りました。

winmail.dat の正体

Outlook と Exchange には、メールを包むための独自形式 TNEF があります。書式、会議の情報、添付ファイルをまとめて1つのバイナリに詰め込む仕組みです。送信側の Outlook が「相手はリッチテキストを読める」と判断すると、この包みを winmail.dat として送ります。受信側も Outlook なら黙って展開してくれますが、Gmail、Apple メール、Thunderbird、多くのスマホアプリはそれができず、包みがそのまま見えてしまいます。

ATT00001.dat や ATT00002.dat という名前で届くこともあります。中身は同じで、途中のメールサーバーが名前を変えただけ、というのがほとんどです。このツールは名前ではなく、ファイル先頭の4バイト(TNEF の署名)を見て判断します。名前が何であっても、拡張子がなくても大丈夫です。

使い方

メールの winmail.dat をパソコンかスマホに保存します。上の枠にドラッグするか、枠をクリックして選び、「ファイルを開く」を押します。すぐに、Outlook が残していれば件名と日時、本文、そして中に入っていたファイルの一覧が出てきます。ファイルごとにダウンロードボタンがあり、複数あるときは「まとめて ZIP でダウンロード」で一度に保存できます。

.dat ファイルは複数まとめて選べます。スレッド全体が壊れて届き、返信ごとに winmail.dat が付いているような場合に便利です。ファイルごとにカードが分かれ、ZIP でもフォルダが分かれるので、同じ名前の image001.png が上書きされる心配はありません。

画像には一覧に小さなサムネイルが付くので、署名のロゴなのか、本当に欲しかった写真なのかがすぐ分かります。本文に貼り付けられていた画像は、送信者が見ていたとおりに本文の中に表示されます。

よくある場面

取引先が Outlook から注文確認を送ってきたのに、Gmail には PDF ではなく 40 KB の winmail.dat しかない。ここにドロップすれば、添付されたとおりの PDF が1バイトも変わらずに出てきます。

同僚から会議の招待が届いたのに、スマホには winmail.dat としか表示されない。会議の招待はこの形でよく送られてきます。ファイルに開始時刻、終了時刻、場所が入っていれば、会議出席依頼としてそれらを表示します。少なくともいつ行けばいいかは分かります。

税理士さんが、別のメールが添付された古いメールを転送してくることもあります。Outlook は内側のメールを外側の winmail.dat の中にしまい込みます。こうした入れ子のメールは「添付されたメール」として、本文やファイルと一緒に表示され、ZIP でも専用のフォルダに入ります。

ブラウザの中で処理する理由

昔からある winmail.dat 用サイトは、ファイルを自社サーバーにアップロードして展開し、添付ファイルを送り返す仕組みです。旅行の写真なら構いませんが、署名済みの契約書や給与明細、検査結果となると話は別です。そしてまさにそういうものが、会社の Outlook から送られてきます。ここでは、ファイルはあなたの端末上の JavaScript が読み込みます。どこにも送信されず、アカウント登録も不要です。上限は1ファイル 200 MB ですが、そもそもそんなに大きな添付を通すメールサーバーはありません。

本文の扱いも同じく慎重にしています。HTML メールはスクリプトを止めた隔離枠の中に表示し、インターネットから読み込まれる画像はブロックします。そうした画像の多くはトラッキング用で、読み込むと開封した時刻が送信者に伝わってしまうからです。

できないこと

途中で切れたファイルは直せません。メールサーバーが途中で切り詰めた場合、後ろのほうの添付が欠けたり壊れたりしていることがあり、失われたデータはどんなツールでも戻せません。送り直してもらいましょう。

暗号化や電子署名付きの Outlook メールも開けません。それらは winmail.dat ではなく smime.p7m として届き、受信者の秘密鍵が必要です。

本当に何も入っていないこともあります。winmail.dat の多くは、本文の書式付きコピーしか持っていません。添付がない場合はそうはっきり表示するので、見落としを心配する必要はありません。

リッチテキストでしか保存されていないメールは、フォントや色などの装飾が一部失われますが、文章と改行は残ります。元のレイアウトが必要なら、元の .rtf をダウンロードして Word や LibreOffice で開いてください。

winmail.dat を根本から止めるには

特定の人から何度も届くなら、直すべきは相手側の設定です。Windows 版 Outlook なら、ファイル、オプション、メールと進み、メッセージの作成形式を HTML にしてもらいます。特定の連絡先だけなら、あなたのアドレスのプロパティでインターネット形式で送信を選ぶ方法もあります。Exchange や Microsoft 365 の管理者なら、Set-RemoteDomain で外部ドメインへの TNEF を止められます。誰かが設定を直してくれるまでは、このページでやり取りの手間をかなり省けます。

winmail.dat についてよくある質問

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